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トレーニング

ストレッチ~ロープ

体と心を戦うモードへ整える時間。

まずは全身の可動域を広げ、怪我を防ぎながら集中力を高めます。
ロープ(なわとび)は、リズムとフットワークを鍛える“ボクシングの呼吸”。
単純な動きに見えて、試合を左右する「リズム感」と「持久力」を磨く最初のステップです。
ここで汗をかきながら、選手は“日常”から“戦闘”へ切り替わります。

シャドーボクシング

自分と向き合い、理想のフォームを描く時間。

相手はいません。
でも、最も厳しい相手――“自分”と対話するのがシャドーです。
姿勢、軸、重心、パンチの角度。
ミリ単位で正確さを追求する森下ジムの基本中の基本。
「上手く見える」より、「当たるフォーム」を追い続ける。
世界を目指す基礎は、この時間にあります。

マスボクシング / スパーリング

技術を試し、感覚を磨く実戦の教室。

スピードやパワーだけでなく、読み、距離、駆け引きを学ぶ場。
マスでは攻防の呼吸を、スパーでは実戦の中で“勝てる距離”を掴みます。
森下会長がリングサイドで一人ひとりを見守り、
その場で的確なアドバイスが飛ぶ。
「考えてボクシングせな強くならへん」――
この言葉の意味が、ここで体に染み込みます。

ミット

森下会長の“魂の指導”がもっとも光る時間。

会長が直接、全選手のフォームをチェック。
打つたびに修正が入り、パンチの軌道が変わり、力の伝わり方が変わる。
1発のジャブに、何十年分の経験が注がれます。
「練習の練習はするな」
試合で使えるパンチだけを積み重ねる、究極の個別トレーニングです。

サンドバック

フォームを固め、力を解放する“無言の時間”。

自分の呼吸と音だけが響く。
反復の中で、身体が自然と正しい打ち方を覚えていく。
モリシタボクシングジムでは、ただ打つのではなく“打ちながら考える”のが鉄則。
バッグを叩くリズムこそが、その選手の「心拍」と「覚悟」を映します。

スピードバック / ダブルパンチングボール

反射神経とリズム感を研ぎ澄ます、職人の練習。

スピードバッグは手・目・脳の連動を極限まで高め、
ダブルパンチングボールはタイミングと距離感を磨きます。
「速く反応する」のではなく、「先に動きを読む」。
反射ではなく予知の世界――
一流ボクサーが共通して持つ“試合勘”を育てる工程です。

シャドーボクシング

すべてを整理し、体に刻み込む“締めの時間”。

練習の終盤にもう一度シャドーを行うのは、
「今日学んだことを身体に記憶させる」ため。
ロープでリズムを戻し、最後にストレッチで全身を解放。
一日の練習を振り返りながら、
「今日の成長」と「明日の課題」を静かに整理していきます。
この習慣が、明日またリングに立つ強さを育てます。